◆ トワイライトエクスプレス 信越本線 碓氷峠

トワイライトから発売された第二弾です。

信越本線の、横川〜軽井沢間のみのアドオンです。

動力車はEF63、付随車は189系電車のみ。189系は、車内視点で運転席に座れるものの、運転はできず、計器類も作動しません。

基本的に、EF63は横川側の運転席で運転するので、上りと下りで編成の方向が違い、自由走行するときは注意する必要があります。間違えると、逆向きに機関車がついてしまう。(笑)

横川駅構内。アクティビティは、峠を登るものが4つ、下るものが1つ、連結が1つの計6個です。個人的には、出区→連結→運転→解放や回送を連続して行いたかったですね。横川機関区は使用されません。

こちらはEF63の運転席。エアロシムがCGで再現しているのに対し、実写を多用しています。電流計の針は、針というより棒でちょっと違和感があり。直通管が400kPaなのも気になります。

エアロシムは素早い挙動でしたが、こちらは1%刻みのブレーキで、込めるのにかなり時間がかかります。まぁ、運転中は空気ブレーキはほとんど使いませんので良いのかも?

本物のマスコンは、起動ノッチが1〜6、シリース、シリパラ、パラレルの9段ですが、8段しかありませんでした。


やわやわ〜。

テクスチャには、ツッコミどころも少なく、かなり綺麗だと言えます。車番がはっきり読めるのは○。まぁ、お世辞にもモデリングは精密とは言えないかもしれませんが・・・。アニメーションするパンタグラフなど、中央線のときよりもかなり向上しています。

あと、見たらわかるのですがプラットホームが手作りです。つまり、あの奇妙なホームと車両の隙間がありません。これはかなりの進歩です。

有名な撮影地を、ゆっくりと降りてきます。

なお、この区間(第一トンネル付近)の仰角は2.5度。約43パーミルです。本来は60パーミル超なのですが、地形的に無理があったのでしょう。ちなみに、MSTSで出来る最急勾配は約52パーミルです。それでも、ブレーキを緩めるともの凄いスピードで速度計の針が上昇していきます。

ちなみに、暴走すると200km/h以上出ます。(笑)

189系の車内。車内視点は、あさまの運転室になるので客室内は通常見ることができません。 わー、実写だし。窓だけ切り取られているので、なかなか違和感があってよろしい(笑)。ストロボ撮影してるし。

峠を降る際の発電ブレーキは、ダイナミックブレーキの機能を利用します。マスコンをセットアップ位置にして5秒待つと、発電ブレーキが動作します。ただ、MSTSの仕様上、マスコンレバーは動きません。

66.7‰では、発電3〜4ノッチで時速30〜38km/hを維持します。実際もこの位のノッチを使うとのことです。横川駅までほとんど下り勾配なので、ブレーキ以外は使いません。


各所で指示が出てきます。慣れてくるとよけいなお世話かもしれませんが。ちなみに、目安は38km/hというのが出てきますが、これはOSR(過速度検知装置)が非常ブレーキをかける速度で、これを超えてはいけません。通常は35km/hで警告が点灯します。まぁ、本作では暴走し放題ですが。

欲を言うと、規定の運行アクティビティでは速度制限を設けて欲しかったです(通常は100km/hと出ている)。

ちなみに、貨物列車の場合は制限22km/h。25km/hで非常ブレーキが動作します。

雪の舞う中、軽井沢へ。速度は、パラノッチで約45km/h。実際の出力を考えると、妥当な数値と言えます。
現実的に、201系でも66.7パーミルで起動できます。ただ、モータが5分と持たないでしょうが。

さらに欲を言えば、3,000円以下だったらもっと嬉しかったかナ・・・。(笑)


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