◆ エアロシム 国鉄485・583系特急(湖西線)
エアロシムより、MSTSアドオンの第一弾が発売されました。
フライトシミュレータのアドオンをメインにしていた同社の初の鉄道作品となります。
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京都〜敦賀間の約95km、車両は485系・583系・117系が収録されています。485系は、貫通型・ボンネット型が用意され、ヘッドマークも数種類が収録されています。それにより、列車の種別は10種類以上とたいへん多くなっています。写真は485系貫通編成の運転台。
MSTSの性質上、どうしてもブレーキはノッチが200段ある自動ブレーキになってしまいます。欲を言えば、緩解・保持・加圧・非常とノッチ数を減らして欲しかった感じですね。EP適用50%から、キーボードだと緩解するのに5秒以上かかってしまい、必要以上に減速してしまうので・・・。
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エアロシムさんのアドオンの特徴に、非常にモデリングが精巧というのがあります。それゆえにMSTS本体よりもオーバースペックが要求されますが、とても良くモデリングされており、満足することができます(運転席にちゃんと運転士がいる!)。
写真では見えませんが、屋根上の機器に至っては碍子まではっきりと観察できます。ただ、重いですが・・・。PenIIIの500MHzにTNT2の32MBでは外部視点はちょっと無謀でした。
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モデリングが精巧なぶん、時間帯によっては非常に綺麗な反射光を見ることができます。
写真は、夕暮れ時の京都行き雷鳥号。この他に、アクティビティでは貫通型の白鳥号、雷鳥号、583系雷鳥号、117系新快速を運転できます。
サウンドに関しては、いままでの怪しい「グォー」ではなく、ちゃんとした、タタン タタンというジョイント音が聞こえますし、警笛もロマンスカーの使い回しではなく、国鉄特急車のそれです。ただ、速度によってジョイント音の速度を変えることができないのか、多少の違和感は残りました。 |
湖西線は、160km/hで運転できる高規格路線としても有名です。田園風景の中を一直線に伸びる高架の線路は、飛ばしていて非常に気持ちがいいです。
西大津の次は敦賀。駅間は90km以上あります。どんな走りをしますか? |
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こちらは117系。ただ、前面の傾斜が少し足りない印象も。
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フルCGで良くできている117系運転台。しかし、視点がちょーっと低い気もします。30mくらい前方まで見えません。(笑) |
非常に多種のヘッドマークが収録されています。583系と485系あわせて月光・ひばり・はつかり・はくつる・いなほ・にちりん・白鳥・雷鳥・つばさ・やまびこ・やまばとと、思わず叫んでしまうほどの列車が入っています。・・・ごめんなさい、ちょっと列車選択画面が賑やかすぎます。(笑)
列車性能に関しては、特に怪しいところはありません。ただし、120kmから上の・・・電動機の特性領域でしょうか、が、加速が良すぎる気もします。485系が一気に140km/hを越えて160km/hまで出るのは、果たして妥当なのでしょうか?
定義ファイルを覗くと、出力850[kW]・引張力45[kN]との記述がありました。
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《 とりあえず性能を検証? 》
編成を9両として6両がM車とすると、編成全体で約450t、これに対して270kNの引張力を与えると、加速度は2.16km/h/sになります。とりあえずは良いでしょう。で、850kWですが、6両だと5100kW。P=a・v・mなので、a=0.6,
m=450000 とすると、v = 18.9m/s = 68km/h。つまり、実車なら2.16km/h/sの加速度で68km/hまで加速して最大出力に達する計算になります。ちなみに、実車だと120kWのモータ×24個なので2880kW。定トルクの限界は38km/hとなります。
ちなみに、弱め界磁に移行した後を計算すると、5100kWの場合最高速160km/h、2880kWで計算すると最高速140km/h前後になりました。
結局、引張力は正しいと思われますが、出力850kWというのは謎のまま。480kWに修正していいですか?(^_^;
あっ、機関車シミュレータとして知られるMSTSですが、ちゃんとモハは機関車、 サハは客車扱いで編成が組まれているのは素晴らしいと言えます。気づいてくれたメーカーさんに万歳。 |
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湖西線名物、デッドセクション。永原-近江塩津間にあります。
まず、「交直セクション」という赤白の標識があり、次に左に見える注意喚起標識、続いて奥に見える「切換」予告標識、セクション入り口標識、出口標識と並んでいます。
特別出演
JR301系さん(非常ブレーキかけたら再起動不能になった) |
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終点、敦賀駅。
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敦賀の大ループ線。京都行き列車は90km/hで駆け抜けます。
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